アーケード 格ゲー 名作
90年代の対戦格闘ゲームの思い出
今でこそ人気ジャンルとして定着している対戦格闘ゲーム、いわゆる格ゲーですが、 人気に火を付けたのが、ご存知格ゲーの代名詞ストリートファイター2ことストUです。
中学の頃、私の通っていたゲームセンターに突如として現れた、これまでに見たことないジャンルの対戦格闘ゲーム。
それまでは、シューティングやアクション、ベルトアクションなどで遊んでいた私にとって、 まず最初に驚いたのが、ボタンの多さ。
それまでのゲームは、ボタンはせいぜい2〜3個しかなかったのに対して、ストUはボタンが6個もあるので、 初め見たときは、
「なんか難しそうなゲームだなぁ〜」
っと思ったことはよく覚えています。
しかし、実際にやってみると、各キャラクター共通で、上段のボタンはパンチ、下段はキック、それぞれ左から、弱、中、強と、 とても分かりやすく、操作もすぐに覚え一気にハマりました。
面白すぎて、私のお小遣いの大半はストU筐体のお腹に収められていったのが辛いところではありましたが。。。
初めの頃は、ガイル、チュンリーをよく使用していましたが、波動拳が出せるようになってから、リュウ、ケンを使用。 しかし、ゲーム好きだけどゲーム自体あまり上手くはない私にとって、ゲーセンのレバーで昇竜拳を出すことは至難の業だったので、 結局、タメ技主体のガイルやエドさんばかり使用していたのは、今となっては良い思い出です。
当初は対戦台ではなく普通の筐体型でしたが、私の行きつけのゲーセンで対戦に火が付いたのは、ストU´から。 ここからは、もう連日連夜猛者たちが激しい戦いを繰り広げられていました。
個人的に格ゲーは苦手な部類に入りますが、それでもよく友人たちと遊んでいました。CPUと戦っていて、 やられそうになったら乱入する!というのは暗黙のルールでしたね。
後に、各社から様々な対戦格闘ゲームが参入してきますが、どれもストUの二番煎じの様なゲームで、 あまり長く続いたものはありませんでしたが、
その中でも、唯一生き残ったのが、餓狼伝説シリーズ。
餓狼伝説2からは 超必殺技 という、ピンチの時に出せる隠し大技があり、 これが決まれば一気に逆転できるほどの大ダメージを与えることができます。
入力コマンドが難しく中々出せませんが、その分、決まれば相手のパワーを半分近く削ることができます。 特に、キムの鳳凰脚は、決まったときは爽快でしたね〜^^
この存在を知ってからは 皆がこぞって餓狼伝説2をやるようになりました。
特に、餓狼伝説スペシャルは、ストUと同じくらい当時は人気がありましたね。
その後も、各メーカーから様々な対戦格闘ゲームが登場し、90年代前半は、 まさに格ゲー全盛期と言えるくらい大ブームでした。
(YouTubeに飛びます)
ゲームお勧め度
★★★★★ かなりハマった!お勧めゲーム。毎日長蛇の列でした
★★★★☆ 面白いです。機会があったらプレイして!
★★★☆☆ それなりに楽しめます。
★★☆☆☆ やらなくても今後の人生に全く支障なし。
★☆☆☆☆ やるだけお金の無駄。
○ ストリートファイター2 ★★★★★ 1991年
言わずと知れた対戦格闘ゲームブームの火付け役、通称「ストU」。
恐らく、90年代にゲーセンに通っていた人は、このゲームをやったことが無い人はいなかったでしょう。 それくらい当時は大人気でした。
後に、アメリカで同名の映画になったり、ジャッキーチェンの映画「シティハンター」にも登場しているので、 世界的に空前の大ブームだったといえますね。
ゲーセンに登場してからはすぐに大人気となり、やりたくても混んでいて中々やれなかったのを よく覚えています。
時間が遅くなると人も混んできますし、怖い兄ちゃんも集まってくるので、当時は学校が終わったら 友達と自転車を飛ばして、速攻ゲーセンに向かっていました。
そんな対戦ゲームの金字塔ともいえるストUですが、入荷当初の筐体は対戦台ではなく、普通のゲームと同じでしたね。 対戦ゲームとしてブームになったのは、確かストU´からだったはず。
○ 餓狼伝説 宿命の戦い ★☆☆☆☆ 1991年
ストUが世に登場して、しばらくしてからSNKから餓狼伝説が登場します。
スト2がやりたくても当時は混んでいて中々やれなかったので、待っている間の暇つぶしにやりましたが、 技が出にくい、操作が難しいなどの理由で、個人的にはそれほどハマることはありませんでした。
初代餓狼伝説は、ストUの足元にも及ぼない出来といっても過言ではありませんね。
ゲーセンから無くなるのも意外と早かった覚えがあります。
○ 龍虎の拳 ★★☆☆☆ 1992年
こちらも割と有名な対戦格闘ゲーム「龍虎の拳」。
スト2や餓狼伝説と違い、気合をためないと技が出せないのが特徴。
しかし、逆にそれが煩わしかった思い出もあります。また、序盤からCPUが強すぎて一人も倒せないで終わることも日常茶飯事。
世間の評価は高かったようですが、個人的には全然馴染めなかった格ゲーの一つ。
唯一、キング様の服が破れてピンクのブラジャーが見える演出だけは素晴らしかったです(*'ω'*)
これで初めてキングが女だと知った方も多かったことでしょう。 私の実力ではキングの服を破ることは困難でしたので、当時は上手い人の後ろで期待しながら眺めていたもんです。
覇王翔吼拳などの隠し大技や、龍虎乱舞で連続で打撃を加える乱舞系の技が初登場したのも龍虎の拳から。
個人的には苦手でしたが、後の格ゲーに大きな影響を与えた作品とも言えますね。
○ ストリートファイターU´ ★★★★★ 1992年
私の記憶が確かなら、本格的に対戦ブームに火が付いたのはストU´(ダッシュ)からだったはず。
この作品から専用の対戦台ができ、乱入ができるような仕様になりましたね。
チキンの私は、強そうな人や怖そうな兄ちゃんがやっていたら乱入はできませんでしたが、 同世代の子や、勝てそうと思った相手にはよく乱入していました。
私が通っていた行きつけのゲーセンは、市内でも特に有名なゲーセンで、しかも全ゲームワンプレイ50円でできたので、 腕に自信のある子供から大人まで、ゲーマー達が日夜スト2で対戦していました。 リュウが強い人、エドモンド本田で何十人抜きをした人など、猛者が色々いましたね〜。
私は格ゲー自体、全く上手くはありませんので初心者くらいにしか勝てませんでしたが、上手い人のプレイなどを 当時はよく観察していたものです。それくらい勉強も頑張ればいいのに!って今なら思いますw
ストUの対戦台ができてからは、お小遣いがいくらあっても足りなくなりましたね^^;
○ 餓狼伝説2 新たなる戦い ★★★★☆ 1992年
前作は限りなくクソゲーに近かった餓狼伝説ですが、2からはかなり楽しめるようになりました。
また、1は、むさくるしい男しか選べませんでしたが、2からは不知火舞という未だにファンの多い 巨乳美女くノ一が登場したのも人気理由の一つでしょう。
当初は、ストUの二番煎じゲームとしてしか思われていませんでしたが、ゲーマーたちが一気に注目し始めたのが、 超必殺技の存在です。
初めて見たときは、「なんじゃ!今の技はΣ(゚ロ゚;)」って驚きましたね〜。 もちろん超必殺技の出し方など、どこに書いていません。 また喰らったときの減り方もエゲつないんですよ^^;
この超必殺技の存在を知ってからは、私の行きつけのゲーセンでも餓狼伝説が徐々に注目され始めました。
しかし、個人的には、手前と奥の移動が要りませんでしたね^^;
○ ワールドヒーローズ ★★☆☆☆ 1992年
丁度このあたりから各社からそれぞれ様々な対戦格闘ゲーム登場します。このワールドヒーローズも同様。
ストUなどと差別化を図るためか、ノーマルモードとデスマッチモードが選べ、デスマッチモードには、 地雷や電流、トゲなどが設置されており、これらをうまく利用して戦うのがポイントとなります。
しかし、肝心のゲーム自体はイマイチの一言。
ボタンの押す長さによって、弱、強攻撃を使い分けるというのも馴染めませんでしたね。
○ サムライスピリッツ ★★★☆☆ 1993年
刀や鎖鎌など、武器で相手を斬り殺す対戦ゲーム「サムライスピリッツ」。
殴って蹴ってなど、己の肉体で戦く格闘ゲームが主流の中、武器で戦うというのは 珍しかったですね。
また、離れるとキャラが小さくなり、近づくと大きくなる、斬ると血が噴き出る、真っ二つに斬り殺すなどの 演出も斬新でした。
「いざ、尋常に勝負!」
大人気漫画「るろうに剣心」でも出てきたフレーズとして、あまりに有名。
○ 豪血寺一族 ★★☆☆☆ 1993年
女神転生などでお馴染みのアトラスの対戦格闘ゲーム「豪血寺一族」。
対戦格闘ゲームとしては三番煎じくらいのゲームで、技の出し方などもほぼストU。 格ゲーとしての出来は悪くはありませんが、かといって良い点も特に見当たりません。
お色気があるわけでも超必殺技があるわけでもなく、個性が全くないので、当時、このゲームが大好き! という人はほとんどいませんでしたね。
○ 餓狼伝説スペシャル ★★★★☆ 1993年
餓狼伝説2のボスキャラが使用できるようになった餓狼伝説スペシャル。 この作品から餓狼伝説人気も不動のものとなってきましたね。
当時私の行きつけのゲーセンで対戦台があったのは、ストU´と餓狼伝説スペシャルだけでした。
そのくらい当時はストUと人気を二分するくらい需要がありましたね。 といっても、個人的にはやはりストUの方が好みでしたが。
○ スーパーストリートファイター2 ★★★★★ 1993年
従来のストUキャラに、新キャラ4人が新たに加わったスーパーストU。そして、個人的に愛してやまない キャミィ嬢が登場したのもこの作品から。
当時は、キャミィの小生意気な小娘感、細マッチョボディ、脇、ほぼお尻丸出しのコスチューム などには大興奮したもんです(*'ω'*)
しかし、個人的には、スーパーストUはどちらかというとゲーセンよりもスーファミで散々遊びつくしました思い出が強いですね。
○ バーチャファイター ★★★☆☆ 1993年
2Dゲームはもう古い!これからはポリゴンの3Dゲームだ!と言わんばかりに登場した ポリゴン格闘ゲームの金字塔「バーチャファイター」。
このゲームがきっかけで、世にポリゴンの3Dゲームがドンドン登場し始めます。
当時はポリゴン3Dゲームの勢いが強く、バーチャレーシングやスーファミの大ヒットゲーム 「スターフォックス」なども丁度この時期。
今見ると、カクカクした体には違和感を感じますが、当時はリアルな体、動きに「スゲー!」と感動したもんですよ。
しかし、バーチャファイターはストUなどと違い、ボタンでガードする、技が出にくいなどの理由で、 かなり難易度が高かった思い出があります。その為、個人的にはイマイチハマれませんでした。
また、入荷当初はワンプレイ200円と高かかったのも敬遠する理由の一つでした。
○ 鉄拳 ★★★★☆ 1994年
後にバーチャファイターと人気を二分することとなる大人気格闘ゲーム、ナムコ(現バンダイナムコ)の「鉄拳」第一作目。
鉄拳はバーチャファイターと違って、ガードはレバーの逆方向など、ストUなどをやり込んで来た人にも 分かりやすい操作性で、しかも、技が出しやすい、CPUが弱いなど、の理由で、個人的には鉄拳の方が好みでした。
当時は、バーチャ=難しい、鉄拳=簡単、というイメージでしたね。
もちろん、セガっ子の友人は、何度やられようとも問答無用でバーチャ派でしたが。
○ ヴァンパイア The Night Warriors ★★★★☆ 1994年
個人的にストUの次に好きだった対戦格闘ゲームが、このヴァンパイアハンター。
技の出し方はほぼスト2で、更に、EX技と呼ばれる超必殺技の様な物が登場し、よりテクニカルな対戦が 楽しめます。
キャラクターも個性的で、アクション、リアクションも見ていて面白かったですね。
○ 餓狼伝説3 遥かなる戦い ★★★☆☆ 1994年
餓狼伝説シリーズでは最もお気に入りの、ブルーマリー嬢が初登場した作品。
マリー嬢のブルンブルン揺れるお胸や、見事に鍛え上げられた腹筋、三角筋、上腕二頭筋に当時は大興奮でしたね〜(*'ω'*)
また、マリー嬢は外見だけでなく、格ゲーとしては異色の、関節技、返し技が得意というのも 面白くて当時はよく使っていました。
まぁ、要するに、個人的にマリー嬢以外には、まるで興味が無かったゲームです。
○ マーベルスーパーヒーローズ ★★★☆☆ 1994年
アメコミのスーパーヒーローが活躍するカプコンの対戦格闘ゲーム。
カプコンの格ゲーだけに、さすがに良くできており、特に連続コンボが決まると気持ち良いです。
レバーをガチャガチャやりながらボタンを押しても何かしらの技が出るので、意外と初心者でも 対戦で勝てたりしました。
この辺りから、空中に飛ばしてから連続でコンボを決める「エリアルレイブ(というらしいです)」が登場しますが、 もちろん、私はできませんでした。。。
○ バーチャファイター2 ★★★★☆ 1994年
個人的には、バーチャファイターにハマり始めたのは2からでした。
2からは、カクカクしていた動きも滑らかになり、だいぶ技も出しやすくなりましたね。
といっても、対戦台ではほとんど勝つことはできなかったので、一人用の筐体で黙々と遊んでいました。
私はプロレス好きだったので、ジェフリーやウルフをよく使用していましたが、大技が決まった時の 爽快感は格別です。
そういえば、この頃、全日にバーチャファイターのウルフの格好をした外人レスラーがいましたが、パッとしませんでしたね^^;
○ 龍虎の拳2 ★★☆☆☆ 1994年
使用できるキャラが一気に増えた龍虎の拳2
今回からリョウの妹、ユリ・サカザキが登場します。
しかし、前作同様、気合溜めなどが面倒で、しかも、CPUが序盤から強く、難易度的にはかなり難しかった印象。
結局、キングやユリの服を破ること以外には興味が無かったゲームでした。
○ 超人学園ゴウカイザー ★★☆☆☆ 1995年
数ある格ゲーの中でも、登場する女の子が抜群に可愛いゲーム「超人学園ゴウカイザー」
当時の格ゲーキャラではダントツで美男美女ばかりのゲームです。 (まぁ、絵柄の好き嫌いはあるとは思いますので、全ての人がそう思うとは限りませんが。。。)
で、肝心のゲーム内容は?というと、悪くはありませんが、これといった特徴のないごく普通の格ゲー。
エロい女の子以外は、特筆するべき点は何もありません。 美男美女、アニメ、歌など、ちょっと別の方に力を入れすぎたゲームと言えますね。
○ ストリートファイターZERO ★★★☆☆ 1995年
これまでのストUシリーズを一新したのが、このZEROシリーズ。
なんと、今作からあのファイナルファイトの人気キャラ「ガイ」と、敵キャラの「ソドム」が登場しています。
ここからストUシリーズにも、超必殺技的な大技が登場し始めましたね。
ちなみに、ZEROの海外版がALPHAです。 なんで素直にストリートファイターVにしないんですかね^^;
○ 鉄拳2 ★★★★★ 1995年
鉄拳シリーズで最もドはまりしたのが、鉄拳2。
操作もしやすく、技も比較的簡単に出せるので、やっていてとても気持ちが良いです。
後に、10連コンボや、キングの連続投げを覚えてからは、更に楽しくなったのをよく覚えています。
鉄拳2に関しては、対戦格闘ゲームの中でも結構自信があったので、よく対戦台で熱いバトルをしていましたね。
普段はキングを使っていた私ですが、マジでやるときだけニーナを使用していました。
ボキボキ折る関節技が決まると気持ちが良いですし、返し技も強かったので、個人的にはニーナが一番 使いやすかったです。
後に、プレステに移植されたので、よく友人たちと朝までやっていましたね〜。
○ ストリートファイターZERO2 ★★★★☆ 1996年
キャミィ、チュンリーの次に大好きだった女子高生キャラ、春日野 さくら(かすがの さくら)が初登場した作品。
キャミィほどの筋肉感やチュンリーの様なムッチリ感はありませんが、その分、サクラには赤いブルマがあります。
技の合間にチラッと見える赤いブルマに惹かれて、当時はサクラばかり使っていました。 その為、ZERO2はサクラ以外のキャラがほとんど記憶にありません^^;
後にサクラはストUの常連となるので、やはり人気は高かったようですね。
○ X-MEN VS. STREET FIGHTER ★★★★☆ 1996年
ゲーセンで個人的に最後にハマった格ゲーが、このX-MEN VS. STREET FIGHTER。
ストUキャラとXメンキャラがタッグマッチで戦うという斬新なゲームで、さすがカプコンという感じに仕上がっています。
好きなタイミングで仲間と交代できたり、二人同時に行う超必殺技など、とても迫力のあるバトルが楽しめたのですが、 個人的に、「ああ〜もうついていけないな〜」と思ったのが、相手を空中に吹っ飛ばしてから連続コンボを決める エリアルレイブ。
この連続コンボができるのと出来ないのでは雲泥の差が出るので、最低限エリアルレイブができないと対戦では 勝ち抜くことはできません。
上手い人やCPUは簡単そうに決めてきますが、実際に自分でやってみるとかなり難しく、何度やっても上達しませんでしたね。
結局、この辺りからゲーセンでは格ゲーはあまりやらなくなりました。
新しいものについていけず、自分の限界を感じた格ゲーでもありましたね。
SUB MENU


アーケードゲーム
勝手にランキング!
アーケード
対戦格闘ゲーム
個人的な名作ランキング
1位 ストU´
2位 鉄拳2
3位 バーチャーファイター2
4位 餓狼伝説2
5位 XメンvsストU
アーケードゲーム
勝手にランキング!
アーケード
対戦格闘ゲーム
美女ランキング
1位 キャミィ
2位 チュンリー
3位 春日野さくら
4位 ブルーマリー
5位 サイロック