ゲームセンターの思い出

1980〜90年代のゲームセンターというと、今のような明るいイメージはなく、暗くて、アンダーグラウンドな印象が強い方も多いでしょう。
どこのゲームセンターも照明が暗かったですし、まるで裏社会の人たちのアジトの様でしたね^^;
もちろん地域にもよるので、必ずというわけではないでしょうが。。。
私の住んでいた田舎では特にその傾向が強く、夜になるとスクールウォーズやビーバップハイスクールに出てなかった?というような怖〜いお兄さんたちが たくさん集まって来て、雑談をしながらゲームをやっていましたね。
キレながらゲームをやっており、いずれリアルファイナルファイトに なるのでは・・・・・とヒヤヒヤしていたもんです。
ゲーム台にも灰皿が常備されており、短ラン、リーゼント、タバコという セットがスタンダードでした。
ゲームセンターに入ると、必ずタバコ臭かったですし・・・・。
夜のゲームセンターはホント怖くて近づけなかったです。
どんなに有名な心霊スポットよりも、夜のゲームセンターの方が圧倒的に怖かったという人は私の他にもいるでしょう。 やっぱ、一番怖いのは生きた人間ですよね。。。
その怖さを堪えてでもゲームセンターに遊びに行っていたのは、単純に ゲームが面白かったからでしょうね。
懐かしのアーケードゲーム特集1983年編動画はこちら(YouTubeに飛びます)
今も昔も男子はゲームが大好き!

ゲームセンターのゲームは、自分のリアルマネーをかけて遊ぶので、 少しでも長く遊ぼうと、誰もがかなり集中して遊んでいました。
しかし、当然そう何度も遊べるわけではなく、いつも志半ばでプレイを 断念していましたね。
お金を気にせずに思う存分遊びたい!と当時の子供は誰もが思っており、 大人気だったアーケードゲームがスーファミなどに移植が決まった時は、 発売日が待ち遠しかったものです。
しかし、不思議なものでゲームセンターで遊んだ時は、かなり楽しかった ゲームでも、家庭用ゲーム機に移植されると途端に興味が薄れてしまいました。
ゲームセンターはワンコインに全てをかけて遊びますが、家庭用ゲーム機なら 何度でも遊べますので、飽きるのが早いのも当然ですよね^^;
更に、アーケードから家庭用に移植されたゲームのほとんどがグラフィックは 劣化しており、キャラやステージなども減らされていたので、ゲームセンターで 遊んでいた時ほど盛り上がりませんでした。
その最も良い例がファイナルファイトでしょう。

ファイナルファイトは当時ゲーセンでかなりハマっていたので、スーファミ移植版を 初めてやった時はかなり落胆したこと今でも鮮明に覚えています。 ガイの存在全てがあっさり消されていた事には相当ガッカリしましたね〜。 (まぁ、容量の関係上仕方なかったんでしょうが。。。)
最近のゲームセンターの不満

今の時代はゲームセンターに女性やカップルが遊びに来ていても違和感は ありませんが、当時は猛獣の檻に生肉を放り込む様なものなので、女性が ゲームセンターに近づくことは無かったですね。
なので、男性が好きそうなゲームばかり置いており、脱衣麻雀やエッチな ゲームもたくさんありました。
脱衣麻雀がやりたくて麻雀を覚えたのも、今となっては良い思い出です(/ω\*)
麻雀の師匠がスーパーリアル麻雀という方も少なくはないでしょう(笑)
(そういえば、最近ゲーセンで脱衣麻雀って見ないですね^^;)

ゲームセンターがもっと明るくポップになってきたのは、UFOキャッチャーや ぷよぷよなどのゲームが出始めた頃からではないでしょうか。
今でもちょっとした暇つぶしにゲームセンターに行くことがありますが、ほとんどが店内をサッと周って、 2〜3回ゲームをやってすぐに出てしまいます。
グラフィックなどは凄いのですが、そこまでハマれるゲームがありませんね。
最近のゲーセンは、やれ、カードを入れてくださいだの、オンライン通信していますだの、しちめんどくさいことが多く、 コイン入れてさっさとゲームさせろや!(-_-メ)って思うことがたくさんありますね。
ベルトスクロールアクションゲームやシューティングゲーム、クイズやパズル、脱衣麻雀など、 もっとオッサン相手の分かりやすいゲームが出てきて欲しいです。
団塊ジュニアのおっさん連中が相手なら、それなりに需要も見込めますし、 小金持ちが多いでしょうから、子供相手よりは儲かるのでは?っと素人なりに思うのですが。。。。
また、オッサン側からみても、パチンコなどのギャンブルと比べたらゲームセンターで使うお金なんて 微々たるものですから、暇つぶしにも最適です。
私の住んでいる地域にも昔ながらのレトロゲームを扱うお店が出てきてくれることを切に願います。