アーケード 名作ベルトアクションゲーム
ベルトスクロール型アクションゲーム
ベルトスクロール型アクションゲーム(通称ベルトアクション)というのは、 主人公が敵を倒しながら横にドンドン進んで行くアクションゲームの事で、 例としては、ファイナルファイトやゴールデンアックス、ダブルドラゴンなどが このジャンルに入ります。
シューティングと違って、初めて遊ぶ人でもそれなりにステージを進むことが でき、上手い人ならワンコインで30分以上も遊べます。
数々の名作ゲームを生んだジャンルでもあり、当時のゲームセンターでは 大人気でした。
ファイナルファイト以降は、とにかくこのジャンルはカプコンが圧倒的に 面白かった思い出があります。
天地を喰らうU、エイリアンvsプレデター、キングオブドラゴンなどなど、 当時はお小遣いを湯水のごとく使っていました^^;
一体いくら使ったのか、考えるのも怖いくらいです。 その割にはゲームの腕はちっとも上達しませんでしたが・・・。
ゲームによっては4人同時プレイなどもありましたので、大勢集まると ワイワイ騒ぎながら遊んでいたものです。
個人的にはゲームセンターで最も遊んだジャンルです。
懐かしのベルトアクションゲーム
あくまで個人的な思い出と意見ですので、ご了承ください。(間違っていることや記憶違いのこともたくさんあると思いますが・・・^^;)
ゲームお勧め度
★★★★★ かなりハマった!お勧めゲーム。毎日長蛇の列でした
★★★★☆ 面白いです。機会があったらプレイして!
★★★☆☆ それなりに楽しめます。
★★☆☆☆ やらなくても今後の人生に全く支障なし。
★☆☆☆☆ やるだけお金の無駄。
○ ゴールデンアックス ★★★☆☆ 1989年5月
ゲームセンターで初めて遊んだベルトアクションゲーム。 近所の駄菓子屋(自分で電源を入れるタイプの)でよく遊びました。
怪物に乗ったり魔法を使ったりと、かなり楽しいのですが難易度も高いです。
ザコ敵でも容赦なく主人公を殺しに来ます。集団で囲まれると前後から うまい具合に挟み撃ちで攻撃してきますし、離れているとダッシュして 体当たりや飛び蹴りをしてきます・・・・ほんとこのゲームは雑魚敵でも油断ができません。
もちろんボスキャラは理不尽なまでに強いです・・・・。
ベルトアクションの中でもかなり難しい部類に入るのではないでしょうか。
○ ファイナルファイト ★★★★★ 1989年12月
ベルトアクションと言うと真っ先にこのファイナルファイトを思い浮かべる 方も多いでしょう。それくらい当時大人気だったゲームです。
と同時に、いたいけな中学生のお小遣いを根こそぎ奪った罪深いゲームでも ありますね^^; このゲームがきっかけで徐々にゲームセンターに入り浸るようになりました。
特に2人プレイはかなり盛り上がりますね。 とにかく飽きずにアホほどやりまくったゲームです。
私の地域でのキャラ人気は
1位 ガイ 2位ハガー 3位コーディー
というように、主人公の割にコーディーが圧倒的不人気でした。
このゲームがきっかけでスーファミを購入しましたが、ガイがいなかったり、2人プレイが出来なかったりなど、 アーケード版とかなり違うので結局ゲーセンでまた遊んでいました。
○ ルナーク ★★★☆☆ 1991年2月
密猟をしている悪い組織から動物たちを救うために敵を皆殺しにしていく、 タイトーの隠れた名作アクションゲーム。 海外版の名前は、Growl。
女だろうが丸腰の原住民だろうが、敵は容赦なく銃やロケットランチャー、 手榴弾で吹っ飛ばします。 見た目はインディージョーンズみたいですが、中身はまるで別人のえげつない 主人公なんです。
かなり爽快感があるのですが、ボディコンの女性の顔面に膝蹴りを入れたり、 爆風や汽車に惹かれて人の体がミンチになったりなどの描写が多数あるので 今だったら色々と問題がありそうですね^^;
分かりやすく言うと、人の命 <<<< 動物の命というゲームです。
○ バーニングファイト ★★☆☆☆ 1991年5月
名前通り、そのまんまファイナルファイトの二番煎じゲーム。 キャラクターもファイナルファイトそっくりですね。 あえて違うところといえば、舞台が日本ってとこでしょうか・・・。
最初の頃は興味本位で遊びましたが、アクションの雑さなどが酷くて すぐに廃れていました。 ファイナルファイトよりも1年以上も後に出ているのにこのクォリティは ありえないですよね〜。
○ クライムファイターズ2 ★★★☆☆ 1991年7月
それなりに人気のあったコナミのベルトスクロールアクションゲーム、 クライムファイターズの2作目。海外版はVendetta
殴ったり蹴ったりの他にも多数の武器もあるので、アクションや リアクションが見ていてとても楽しいです。
ゲーム自体も中々面白いのですが、機体によっては4人同時プレイが 出来たので、大勢でやるとかなり盛り上がります。
この時期はどれもファイナルファイトの二番煎じ的なゲームが多かったですが、 このゲームだけは往年のダブルドラゴン風で良かったです。
ダウンしている敵に蹴りを入れるのとかとても気持ち良いんですよ♪
○ ザ・キングオブドラゴンズ ★★★★☆ 1991年9月
こちらも当時大人気だったカプコンのベルトアクションゲーム。 進んでいくとレベルが上がったり、武器がパワーアップしたりと、どちらかと いうと、アクションロールプレイングの様な内容のゲームですね。
カプコンのゲームにしては難易度が低めで、ワンコインでもそれなりの時間 楽しめます。 ゲーム下手の私でも、4〜5面くらいは進めました。 と言っても、面自体が短いのですが・・・・^^;
慣れていない人はエルフやウィザードを使用しましょう。 序盤は敵を一方的に虐殺できます♪
○ キャプテンコマンドー ★★★★☆ 1991年11月
言わずと知れた、カプコンの人気ベルトスクロールアクションゲーム、キャプテンコマンドー。 殴ったり、蹴ったり、投げたりのアクションの他にも、銃を撃ったり ロボットに乗ったりなど多彩な攻撃方法があり、飽きずに楽しめます。
ステージの進み方、BGMなどはファイナルファイトとかなり似ていますね。
面白いので当時はよく遊んでいたのですが、何度やっても2面のボスの ボウガンにやられていました;;
難易度はかなり高いと思うのは私だけでしょうか・・・・。
○ ナイツ オブ ザ ラウンド ★★☆☆☆ 1992年1月
アーサー王の様な世界観が舞台の、カプコンのベルトアクションゲーム。 一見すると中々面白そうですが、カプコンのゲームにしては珍しく 攻撃が単調ですぐに飽きます。
敵を斬りつけるだけなので、ファイナルファイトほど豊富なアクションも無く、 ゴールデンアックスのような乗り物も魔法もありません。
やはり、この世界観ならゴールデンアックスの方が好みでした。
○ アンダーカバーコップス ★★★☆☆ 1992年7月
アイレムの世紀末風ベルトアクションゲーム。 この時期になると、ファイナルファイトに似たゲームが世にたくさん 溢れていました。
今作も同様で、劣化ファイナルファイトと当初は思っていましたが・・・・、
やってみるとこれが中々面白いんです。 バーニングファイトとは比べ物になりません(笑)
鉄柱を引き抜いてブン投げたり爆弾を投げたりなど、雑魚殲滅に爽快感が ありますし、ボスも中々個性的です。
難易度もそれほど高くないので比較的遊びやすかった思い出があります、 っと言っても、せいぜい進んでも2面止まりでしたが><;
女キャラのヒップアタックが可愛かったですね〜♪(こればっかり^^;)
○ ゴールデンアックス デスアダーの復讐 ★★★★★ 1992年10月
ゴールデンアックス1のラスボス「デスアダー」が復讐するという、 ゴールデンアックス1の続編。
グラフィックも格段に上がり、アクションも個性的な仲間も増え、個人的には ゴールデンアックスシリーズで最も好きな作品。
ベルトアクションゲームの中でも特に得意なゲームで、ワンコインで4〜5面は 行けるくらいやりまくりました。(リトルトリックスを使用してですが) それでもラスボスのデスアダーは理不尽なまでに強いです><;
何回かコンティニューしてクリアしましたが、エンディングもかなり凝った 演出でしたね。
女ケンタウロスが乗り物に乗ると、人間の足になるのが当時は不思議でした。
○ 天地を喰らう U ★★★★★ 1992年11月
当時は大人気だったカプコンの三国志ベルトスクロールアクションゲーム。 海外版は、Warriors of Fate
趙雲が昇竜拳をしたり、魏延がサマーソルトキックしたり、張飛が スクリューパイルドライバーをしたりと、原作を無視したアクションが 色々多いですが、かなり面白いです!
ベルトアクションのジャンルでは、ファイナルファイトの次にお金を 使ったであろうゲーム。
その甲斐あって、ワンコインでもかなり勧めたんですが、呂布の圧倒的な 強さの前には手も足も出ませんでした><;
敵将が真っ二つに斬れたり、首が吹っ飛んだりなどの演出が多数ありますが、 それほどグロくは感じませんよ。
今でも、たま〜に老舗のゲームセンターで見かけますが、その度に ついついやってしまいます。
○ HOOK ★★★☆☆ 1993年2月
ロビン・ウィリアムズの名作映画「HOOK」のベルトアクションゲーム。 選べるキャラも映画に登場した仲間たちです。
名前から洋ゲーっぽくて敬遠されがちですが、メーカーはアイレムなので 中々楽しめます。
色々ギミックが多彩で、最初はそれなりに楽しめますが、アクションは 単調なので、カプコンのベルトアクションになれた人にとっては すぐに飽きるかもしれませんね。
○ キャディラックス−恐竜新世紀− ★★★★☆ 1993年2月
ジュラシックパークのようなカプコンのベルトアクションゲームで、 さすがカプコンという感じに仕上がっています。
洋名は、Cadillacs and Dinosaurs
殴って蹴って投げて、銃を乱射して、手榴弾を投げてとアクションの多さに 飽きずに楽しめます。
難易度はそれほど高くはないので、これ系が得意な人なら初見でも2〜3面 くらいは行けるでしょう。
アメコミ風の絵柄で、全く萌えませんでしたが、やはりいつも女キャラの ハンナを使用していましたね〜。
○ ウルトラマン闘魂烈伝 ★★☆☆☆ 1993年3月
バンプレストお得意のウルトラマンのアクションゲーム。 かわいいSDキャラのウルトラマンや怪獣達には、どことなく愛嬌があります。
ゲーム自体はそれほど難しくなく、ベルトアクションに慣れている人なら 初見でも2〜3面は進めるでしょうが、リーチが短く足も遅いので 結構イライラして後半は疲れてきます・・・。
選べるウルトラマンは、初代、セブン、タロウの3人ですが、どれを選んでも それほど変わりありません。
怪獣をただ殴って蹴って投げてのアクションだけなのでカプコンに慣れた 子供たちはすぐに飽きてしまいますね。
このゲームにお金を使うくらいならカプコンのゲームをやったほうが マシでしょう。
○ パニッシャー ★★★★☆ 1993年4月
カプコンお家芸の良作ベルトアクションゲーム。
カプコンにしては選べるキャラが2人と少ないですが、その分 アクションがめちゃくちゃ増えています。
殴って蹴って投げての他にも、ダウンしている相手を捕まえたり、ジャイアントスイングでぶん投げたり、シューティングモードが あったりと、とにかく攻撃方法が多彩です。
あまりの多さに覚えるまでにかなり時間がかかります。 もちろんゲームの難易度も相当高いですね。
慣れてくるとボスでもフルボッコにできるようになり爽快です。
後半は、「ちょっとやりすぎでは・・・・」と、やっているこっちが 少し引くくらいボッコボッコにして進んで行きます。 どっちが悪役かわかんないですね^^;
原作はマーベルのヒーローだという事をだいぶ後から知りました。
○ ナイトスラッシャーズ ★★★☆☆ 1993年9月
ゾンビを素手で駆逐していく、データイーストの隠れた名作ゲーム。
グロイ敵キャラに残虐な表現などが多数有り、今思うと中々の えげつなさです。
しかし、中身はよくできたゲームで、操作も快適でアクションも 色々豊富です。
2人での合体技などもあったので、友達と一緒にやるとかなり熱いです。
ゲームは中々の良作ですが、置いているゲームセンターが少ないせいか 知名度はあまり高くないですね。
○ ダンジョンズ&ドラゴンズ タワー・オブ・デューム ★★★☆☆ 1994年1月
剣と魔法で戦う、カプコンのベルトアクションゲーム。 サブウエポンなども増えており、キングオブドラゴンと比べて、かなり テクニカルな戦闘を楽しめます。
しかし、容赦なく主人公を殺しに来る雑魚敵や、初見では攻略法が 分からないボスなどで、序盤からかなり苦戦するでしょう。
しかも、1機死んでゲームオーバーというのも難易度をかなり上げてます。
○ エイリアン VS プレデター ★★★★★ 1994年5月
数あるカプコンのベルトアクションゲームの中でもトップクラスの完成度を 誇る良作ゲーム。
海外でもファンの多い作品で、個人的にもベルトアクションNo.1のゲーム。
多種多様の攻撃や武器、銃などでエイリアンを殲滅していくのは、爽快感が あり、とても気持ちがいいです^^
プレデターが昇竜拳をしたりと、随所にカプコンらしいアクションもあり、 ファンの期待を裏切りません。
アクションゲームの割にストーリーもしっかり作りこまれていて、先の 展開が気になる内容なのも素晴らしいです!
本作がゲーセンに登場したのが1994年、映画のAVPよりも10年も前に
世に出ていたとは、さすがカプコンです。
ちなみに、映画と本作は全く関係ありませんが、エイリアンの兵器利用などの話が出てくるので、 エイリアン2の影響をちょっと受けているのかも・・・・。
プレデターやシュワちゃん似のサイボーグ男がエイリアンと互角に戦うのは分かりますが、 日本刀とハンドガンだけでエイリアンと戦う、リン・クロサワって何者 なんでしょう?
ま、可愛いから何でもいいんですが♪
○ パワードギア ★★★★☆ 1994年10月
ロボットに乗って敵を殲滅していく、ちょっと珍しいカプコンの 名作ベルトアクションゲーム。
敵ロボットの武器やパーツでドンドンパワーアップしていくのが とても面白く、さすがカプコンという感じで仕上がっていますね。
しかし、これもかなり難易度が高いです。 1面は当然サクサク進みますが、2面から急に難しくなるのもカプコンらしい 内容ですね。。。
ロボットで敵の歩兵を踏みつけるのが病みつきになります♪ まさに、人がゴミのようです。
結構人気があったような気がするのですが、ゲームセンターから すぐに無くなってしまったのは私の地域だけでしょうか・・・。
○ 美少女戦士セーラームーン ★★★☆☆ 1995年3月
当時、大人から子供まで大人気だった美少女アニメの金字塔 セーラームーンのベルトアクションゲーム。メーカーはバンプレスト。
中々よくできたベルトアクションで、往年のファイナルファイトを 彷彿させる内容となっています。
キャラのパンツが見えることも当時は話題でしたね。
当時の私はとても多感な年頃でいたので、友達同士で来たときは見栄を張って あまりやりませんでしたが、一人で来た時にこっそりとやっていました。
○ ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドー・オーバー・ミスタラ ★★★★☆
1996年2月
ダンジョンズ&ドラゴンズ タワー・オブ・デュームの続編。 前作の2年後くらいの話だったはずです。
前作に比べて攻撃方法やサブウエポンも増えて、より楽しくなっていますが、 慣れるまでは操作の多さに混乱します^^;
やはり難易度はかなり高めといった感じですね。
サブウエポンを選びながら敵の攻撃をかわして戦うというのも、 かなり難しいです。 おそらく前作よりも難しい内容と言えるでしょう。
しかし、慣れてくれば、かなりやり応えのあるゲームですね。
○ バトルサーキット ★★★★☆ 1997年4月
カプコンベルトアクションゲームの記念すべき最後の作品がこの バトルサーキットです。(確か)
最後だけあって、かなり細部まで作りこまれており、技も豊富です。
連続コンボが決まるとお金がいっぱい落ちてきて、そのお金を貯めて 必殺技を購入するというのも当時としては斬新な設定でした。
しかし、当時は3Dやらポリゴンなどのリアル志向のゲームに移り変わっている 時代で、昔ながらの2D風ゲームは徐々に人気が無くなってきていました。
ゲーム自体はかなり面白いのですが、時代の波には逆らえなかったイメージが 強い作品です。
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(個人的)名作
ランキング
1位 エイリアン VS プレデター
2位 ファイナルファイト
3位 天地を喰らうU
4位 ゴールデンアックス デスアダーの復讐
5位 ザ・キングオブドラゴンズ