メガドライブスーパー32Xゲーム特集
メガドライブ スーパー32Xとは
スーパー32Xとは、1994年12月3日に発売されたメガドライブを32ビット化するアップグレードブースターです。
メガドライブやメガドライブ2に装着することで、これまでにない高グラフィック、高音質のゲームで 遊ぶことができます。
これにより、メガドライブの稼働期を少し伸ばすことに貢献しましたが、同時に、ユーザーに 混乱を与える結果にもつながりました。
スーパー32Xの問題点
ハード的には当時としては申し分ない性能を発揮し、往年のSEGA名作アーケードゲームを そのまま移植することで、SEGAファンから一定の評価を得ることができました・・・が、
奇しくも国内では、スーパー32X発売の2週間前に、名作「セガサターン」が発売されたばかり。
これには、SEGAファン、ユーザーも、どちらを買えばいいのか、セガは今後どちらに力を入れていくのかと 購入を迷う結果となりました。
普通に考えれば、後から発売したハードに力を入れていきそうですが、しかし、スーパー32Xは、 元々はメガドライブの稼働率が高い北米の要請を受けて発売されたもので、そもそも国内のシェアは 最初からそれほど期待してはいなかったように思えます。
また、ソフトメーカーもこの時期は、プレイステーションや第5世代の次世代ゲーム機の36ビットCD-ROM ゲーム機に力を入れており、SEGAの新作ハードではありがちな、タイトル不足に陥ります。
アフターバーナーやスペースハリアーなど、往年の名作タイトルが劣化なしで移植されていますが、 ほとんどが過去の作品。
スーパー32Xの性能を見せつけるゲームもありますが、次世代ハード機と比べると、やはり表現力の差には 大きな開きがあります。
更に、後に第5世代で圧倒的なシェアを誇る、プレイステーションの発売日と同じというのも 不運なところ。
その為、スーパー32Xは発売当初からかなり苦戦を強いられ、そして、わずか1年、国内販売ソフト18タイトルで その幕を静かに閉じます。
スーパー32Xは名作ソフトも多いので、せめてあと1年早く発売されていたら、もう少し寿命も延びていたかもしれませんね。
個人的ゲーム評価
★★★★★ 当時大ブーム!ファミコン世代は1度はプレイした事があるでしょう。
★★★★☆ かなりハマったゲーム。あの頃は若かった!
★★★☆☆ ファミコン世代としては最も一般的なゲーム。よく遊びました。
★★☆☆☆ 当時はそれなりに遊んだが、今やると10分で飽きるゲーム。
★☆☆☆☆ 当時からクソゲー評価のゲーム。買ってしまった子が可哀想です。
☆☆☆☆☆ 見るのも聞くのも嫌なトラウマゲーム。もはや罰ゲームっしょ!
スーパー32Xゲーム紹介
○ DOOM ★★★★☆ 1994年12月3日発売 ¥7800
スーパー32Xと同時に発売されたローンチタイトルの一つで、日本ではFPSの元祖とも呼ばれている名作。
地獄の住人を倒しながら敵のアジトから脱出するゲームで、洋ゲー的なリアルな描写には賛否が分かれました。
過度な暴力描写、流血描写から、パッケージには、1994年最大の問題作と書かれていた作品。
○ スターウォーズ・アーケード ★★★☆☆ 1994年12月3日発売 ¥8800
スーパー32Xと同時に発売されたローンチタイトルの一つで、同名アーケードの移植作品。
主人公は同盟軍のパイロットとなり、帝国軍のタイファイターやデススターと戦って行きます。
移植で追加されたステージもあり、お馴染みの音楽、効果音など、スターウォーズファンにはお薦めの3Dシューティングゲーム。
○ スペースハリアー ★★★★★ 1994年12月3日発売 ¥4980
スーパー32Xローンチタイトルの一つ。
様々な家庭用ゲーム機に移植されているスペースハリアーですが、スーパー32X版でようやくアーケード版をそのまま 楽しむことができるようになりました。
グラフィック、サウンド、操作性などが見事にアーケード版を再現されており、多くのファンを満足させた名作。
これだけでもスーパー32Xを買う価値があると言われたほど。
○ バーチャレーシングデラックス ★★★★★ 1994年12月16日発売 ¥8800
スーパー32Xの性能を見せつけた名作レーシングゲーム。
ポリゴンの表示数も増え、アーケード版と比べても遜色ないグラフィックに仕上がっています。
また、コース、車種も追加されており、全ての移植作品の中でも、移植度やプレイヤーの評価も最も高い作品。
○ アフターバーナー・コンプリート ★★★★★ 1995年1月13日発売 ¥4980
アーケード版アフターバーナーUの移植作品で、当時は、シリーズ最高移植と言われた作品。
アーケード版と同じ操作性で、ローリングなどもスムーズに行えます。
スタート時の発艦シーンもしっかり再現されており、ファンにはたまりません。
ミサイル補充数増加の裏技も再現されているのも嬉しかったですね。
○ サイバーブロール ★★☆☆☆ 1995年1月27日発売 ¥7800
スーパー32Xオリジナルの対戦格闘ゲーム。
日本風のイラストですが、中身は洋ゲー的で、対戦相手を真っ二つにしたり、 コンテニューしないと頭が破裂したりと、かなりグロいです。
ダメージを受けると鎧が外れたりなどはありますが、それ以外はいたって普通の格ゲー。
爆発寸前の宇宙船から脱出するために、一つしかないポッドをクルー同士がお互い奪い殺しあうというシナリオですが、 自分一人さえ助かれば良いという設定も洋ゲー的ですよね。
○ ゴルフマガジンプレゼンツ 36グレイトホールズ ★★★☆☆
1995年2月24日発売 ¥8800
ゴルフマガジンの協力を得て開発された、リアルなゴルフゲーム。
変化にとんだ36のコースが用意されており、フレンド、カプルズと共にプレイすることが可能。
シンプルな操作性、分かりやすい画面表記で、ゴルフ好きの方にはお薦めです。
○ メタルヘッド ★★☆☆☆ 1995年2月24日発売 ¥7800
メタルヘッドと呼ばれるロボットに搭乗し、テロリストや敵部隊と戦う3Dシューティングゲーム。
視点を変更することができ、その人に合わせた楽しみ方が可能ですが、ゲーム自体はかなり大雑把なつくりで、 好みは分かれます。
リアルな戦闘描写、通信など、ミリタリー系が好きな方にはお薦め。
○ TEMPO ★★★☆☆ 1995年3月24日発売 ¥7800
可愛らしい虫などが登場する、スーパー32Xオリジナル横アクションゲーム。
テレビの人気番組という設定で、観客の笑い声などが入るのも珍しい設定。
ポップでライトな印象がありますが、これが中々高難易度のアクションゲームです。
○ カオティクス ★★★★☆ 1995年4月21日発売 ¥7800
ソニックザヘッジホッグに登場する、ナックルズが主人公の横アクションゲームで、 スーパー32Xで発売された唯一のソニックシリーズ。
基本的な操作はソニックと同じですが、今作品はペアによるアクションが重要。
リングでつながった仲間との連携が、ゲーム攻略の鍵となります。
○ モータルコンバットU究極神拳 ★★☆☆☆ 1995年5月19日発売 ¥9800
メガドライブ版でも発売されたモータルコンバットUですが、スーパー32X版は 色数も増えたことで、よりリアルでグロくなっています。
飛び散る血、残虐シーンは、アーケード版とほぼ同じ。
戦闘後のフィニッシュなどもあり、好き嫌いはハッキリ分かれる格ゲーでもあります。
○ ステラアサルト ★★★★☆ 1995年5月26日発売 ¥7800
セガサターンにもリメイクされた、名作3Dシューティングゲーム。
自分で戦闘機の操作と射撃を行う1号機と、オートパイロットの2号機と選べます。
リプレイモードで、自分のプレイを第三者視点で見れるのも面白かったです。
○ パラスコード ★★★☆☆ 1995年7月14日発売 ¥7800
敵機体を乗っ取って進んで行く、クォータービューのシューティングゲーム。
コアに向かってジャンプして飛び乗りハッキングして操作するというのは斬新でした。
難易度はかなり高めで、攻略には何度もやり込む必要がありそうです。
○ NFLクォーターバッククラブ ★★★☆☆ 1995年7月14日発売 ¥8800
クォーターバッグに視点をおいたアメフトゲーム。
スーパー32Xの性能で、メガドライブ版よりも色鮮やかなグラフィックを再現しています。
但し、英語表記のみしかないので、アメフトのルールを理解していないと難しいですね。
○ 三国志W ★★☆☆☆ 1995年7月28日発売 ¥14800
光栄の人気シリーズ三国志の4作目。
三国志Wは様々な家庭用ゲーム機に移植されていますが、今作品はグラフィックやシナリオ、 キャラのセリフも増えており、 他のゲーム機で遊んでいた方でも、また新しい楽しみが増えています。
基本的なシステム、設定は同じですが、三国志W自体が賛否ある作品なので、好みは分かれるところ。
○ NBAjam トーナメントエディション ★★★☆☆ 1995年9月1日発売 ¥9800
同名タイトルのスーパー32X版で、メガドライブ版のアップグレードバージョン。
隠しコマンドや隠しキャラクターなども色々ありますので、長く楽しめます。
キャラも大きく、グラフィックも向上し、NBAファンにはお薦めの作品。
○ WWF RAW ★★☆☆☆ 1995年9月1日発売 ¥9800
当時の世界最大のプロレス団体「WWF」ゲームの3作目にして最後の作品。
操作スピードが上がり、新モードなども追加されています。
アメリカンプロレスの大味感は否めませんが、WWFのロウが好きだった方には懐かしいスーパースターも多く 十分楽しめるはず。
○ バーチャファイター ★★★★☆ 1995年10月20日発売 ¥8800
当時ゲーセンで大ヒットした、3D格闘ゲームの先駆け「バーチャファイター」の スーパー32X版。
ポリゴン数は減っていますが、操作性などは違和感なくしっかりと再現されています。
スーパー32Xの仕様として、プレイ中の視点を5種類から選ぶことができるようになっています。
リプレイモード、隠しキャラのデュラル使用など、ファンからの評価も高かった作品。
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スーパー32X
勝手にランキング!
おすすめゲーム
ランキング
1位 スペースハリアー
2位 バーチャレーシング デラックス
3位 DOOM
4位 アフターバーナー・コンプリート
5位 ステラアサルト