ゲームボーイ 名作ソフト
ROMカセット交換型携帯ゲーム機の先駆け ゲームボーイ
これまで携帯ゲーム機といえば、ゲーム&ウォッチの様に一種類のゲーム しか遊べないものが当たり前でしたが、ゲームボーイはファミコンのようにROM カセットを交換して遊べる点が最大の 特徴でした。
カラーが当然のこの時代に消費電力と コストを抑えるために、あえてモノクロの 液晶を採用した任天堂の先見の明は、 流石!と言わざるを得ません。
ゲームボーイ発売の少し後にセガの携帯ゲーム機、「ゲームギア」が発売されますが、 カラー液晶の為、消費電力がハンパなく、アルカリ乾電池使用でも稼働時間が 2〜3時間という燃費の悪さです。
更に、カラー液晶パネルもまだ高価だった為、本体価格も 19800円、ソフトも3500〜4500円とゲームボーイに比べてかなりの高額設定。
子供が親にねだれる金額でもなく、かといって大人は携帯ゲーム機では遊びませんし・・。
今考えても、セガは誰をターゲットにゲームギアを発売したのか全く分かりませんね。 海外ではそれなりに人気があったようですが・・・・。
それから比べるとゲームボーイは、ターゲットをバッチリ絞った売れるべくして売れた 商品と言えるでしょう。
ゲームボーイは、テトリスやスーパーマリオランドなどのソフトにも恵まれ、更にソフト自体もファミコン ソフトの半分くらいの値段で買えるので発売と同時に大人気でした。
外人の子供が、車を待っている間に友達とゲームをするCMも当時は、かなり購買意欲を そそられましたね。
私の地域でも凄い人気でしたが、なんせ田舎町に住んでいた為、お店には全く売って いなく、欲しくても中々手に入らない状況でした。
学校のクラスの友人達の中でも数人しか持っている子がおらず、発売当時はかなり レアだった事は鮮明に覚えています。テトリスとかホントうらやましかったですよ。
その後、一時下火になりますが、1996年にポケットモンスター赤・緑の大ヒットで再び ブームとなります。
この後もゲームボーイ ポケット、ゲームボーイ ライト、ゲームボーイ カラーなど 軽量・低価格モデルを発売し続け、2000年には全世界で累計販売台数が1億台突破という テレビゲーム史上類を見ない偉業を成し遂げます。
ゲームボーイアドバンスと交代するまで約10年間 携帯ゲーム機の第一線で活躍し 続けたのがゲームボーイです。
ゲームお勧め度
★★★★★ かなりハマル!お勧めゲーム。一度はプレイしてもらいたい!
★★★★☆ 面白いです。機会があったらプレイして!
★★★☆☆ それなりに楽しめるが、飽きるのも早い。
★★☆☆☆ 駄作。やらなくても今後の人生に全く支障なし。
★☆☆☆☆ やる価値なし。プレイするだけ時間の無駄。話のネタにはなる。
当時遊んだゲームボーイソフト
○ アレイウェイ ★★★☆☆ 1989年4月21日発売 ¥2600
ゲームボーイ本体と同時に発売された、いわゆるブロック崩しのゲーム。
暇つぶしにやるには丁度良いゲームでした。後半のステージはマリオのブロック等が あり、随所に任天堂らしさが光ります。
○ スーパーマリオランド ★★★★★ 1989年4月21日発売 ¥2600
大人気だったスーパーマリオのゲームボーイ版。
今回助けるのは、サラサランドのデイジー姫、ピーチ姫ではありません。
敵もクッパではなく、宇宙人タタンガです。
その他、ファイヤーボールではなく、 スーパーボール、1UPキノコではなくハートだったりと 随所にファミコン版と違う設定が出てきます。ファミコン版のスーパーマリオとは全く別のスタッフが作ったからという噂を聞いたことが ありますが、本当かどうかは分かりません。。
しかし、内容はファミコン版にも劣らない面白さです。
潜水艦や飛行機でのシューティング ステージも有り、飽きずに長く楽しめるゲームでした。
○ ベースボール ★★★☆☆ 1989年4月21日発売 ¥2600
ゲームボーイ本体と同時に発売された野球ゲーム。
一人でやる分にはそれなりですが、通信対戦で友人とやると白熱します。
ファミコンは同じ画面を二人で見ていますが、ゲームボーイは別々の画面を見ながら 対戦するのでハマルんですよね〜。
○ テニス ★★★☆☆ 1989年4月21日発売 ¥2600
ゲームボーイ本体と同時に発売されたテニスゲーム。
こちらも通信対戦が盛り上がるゲームでした。
○ 役満 ★★★☆☆ 1989年4月21日発売 ¥2600
同じくゲームボーイ本体と同時に発売された麻雀ゲーム。
5人の相手から選択して2人打ち麻雀で対戦します。いつでも麻雀が楽しめるので 覚えたての頃はよく遊んでいました。
通信ケーブルで友人と対戦も出来たので、長く遊んでいた記憶があります。
○ テトリス ★★★★★ 1989年6月14日発売 ¥2600
今更説明不要の大人気落ち物パズルゲーム。
ゲームボーイ本体初期の売り上げに最も貢献したソフトと言えるでしょう。
当時はゲームセンターでも大人気で、私は近所の駄菓子屋さんでよく遊んでいました。
このゲームだけは、ヤンキーのお兄さんたちも楽しそうに遊んでいましたね。
短ラン + リーゼントの怖そうなお兄さん達がはしゃぎながらテトリスをやっていた シーンは、今思い出すと笑えてきます。
一人プレイでも十分楽しめますが、やはり2人対戦は白熱しましたね〜。
○ ミッキーマウス ★★☆☆☆ 1989年9月5日発売 ¥2980
鍵を集めてステージを進んでいく、パズルアクション的なゲーム。
この時期のゲームボーイのソフトは、容量制限のせいか、単純なパズルゲームが 多かったですね。
当初の携帯ゲーム機は、暇つぶしにちょこっとやるというイメージが強く、 どっぷりやるのは据え置き型のゲーム機でしたので、これくらいが丁度良かったのかも しれません。
○ 倉庫番 ★★★☆☆ 1989年9月1日発売 ¥3090
指定の位置にブロックを移動させる、人気のパズルゲーム「倉庫番」のゲームボーイ版。
意外と面白く、面数もたくさんあるのでそれなりに楽しめます。 暇つぶしにやるには最適でした。
○ ハイパーロードランナー ★★☆☆☆ 1989年9月21日発売 ¥2800
ファミコンで人気だったパズルアクションゲーム、ロードランナーのゲームボーイ版。
こちらはルールもファミコン版と一緒です。
やはり、外出先などでチョコっと遊ぶ分にはいいですが、家でたっぷりやるほどのゲーム ではありませんでした。
○ ドラキュラ伝説 ★★☆☆☆ 1989年10月27日発売 ¥3300
ファミコンでも大人気だったコナミの看板ゲーム、ドラキュラのゲームボーイ版。
携帯用としてはそれなりに頑張っている方です。
しかし、主人公の動きが若干モッサリしており、 また、十字架などのサブウェポンが無いので、ファミコンと比べると 大味で飽きやすかった印象があります。
家で遊ぶなら、ファミコンのドラキュラで十分でしょうね。
○ パズルボーイ ★★★☆☆ 1989年11月24日発売 ¥2800
コマを回転させて出口に向かう、シンプルなパズルゲーム。
現在でもそうですが、携帯ゲーム機で一番無難なジャンルといえば、やはり パズルゲームといえるでしょう。
攻略が分かってくるとそれなりに楽しめ、クリアしたときはスッキリします。 暇つぶしには最も優れたジャンルですよね。
○ ゴルフ ★★★☆☆ 1989年11月28日発売 ¥2600
ファミコンのゴルフをそのままゲームボーイ用にしたゴルフゲーム。
一人でも面白いですが、通信対戦の2人プレイは中々熱かったですね〜。
○ 魔界塔士 Sa・Ga ★★★★★ 1989年12月15日発売 ¥3500
ゲームボーイ初の本格RPG、知る人ぞ知る名作 サガ。
これまでのゲームボーイソフトは、外で軽く遊んだり、暇つぶしで遊んだり という様に、どちらかというとライトな 遊び方が主流でした。
しかし、このゲームからは、家でもどっぷりと遊ぶハードな遊び方に変化。
おかげで電池の消耗が激しく、丁度この辺りでACアダプターを 買った記憶があります。
それくらいのめり込んで遊んでましたね〜。
仲間のモンスターが敵の肉を食べて進化したり、退化したりというのも当時は斬新でした。
○ 海戦ゲーム ネイビーブルー ★★★★☆ 1989年12月22日発売 ¥3400
相手に分からない様にマス目に艦隊を配置して、その後、お互い順番に魚雷を打ち合い、 先に相手の船を撃沈したほうが勝ちというシンプルなルールの海戦ゲーム。
単純ですが、一度やればかなりハマります。
とくに通信対戦でやる友人同士の心理戦は かなり熱かったです。
○ 平安京エイリアン ★★★☆☆ 1990年1月14日発売 ¥3000
ゲーム自体はかなり昔からある、平安京エイリアンのゲームボーイ版。
穴を掘ってエイリアンを埋めて倒すというシンプルなパズルアクションゲーム。
ゲームボーイの低画質でもそれなりに楽しめ、今でもファンが多いゲームの一つです。
○ ネメシス ★★★☆☆ 1990年2月23日発売 ¥3500
コナミの看板シューティングの"グラディウス"のゲームボーイ版。
中身もそのままグラディウスなので、それなりに楽しめます。
なぜグラディウスではなく このタイトルが付いていたか、当時からずっと疑問です。
○ クォース ★★☆☆☆ 1990年3月16日発売 ¥3300
コナミのシューティングの様なパズルゲーム。
ブロックの形を四角にしてドンドン消していきます。
悪くはありませんが、まぁ、それなりでしたね。
○ ドクターマリオ ★★★★★ 1990年7月27日発売 ¥2600
名作落ち物パズルゲーム、ドクターマリオのファースト作品。
テトリスの次にはまった落ち物パズルゲームで、当時は飽きずにす〜〜〜っと 遊んでいました。
落ち物パズルといえば、テトリス、ぷよぷよ、Drマリオは外せませんよね。
○ ソーラーストライカー ★★★☆☆ 1990年1月26日発売 ¥2600
ゲームボーイ初の本格縦スクロールシューティングゲーム。
シューティングゲームとしては、かなり遊んだ記憶があります。
ショットのパワーアップなどもありますので、値段の割には十分遊べます。
○ タートルズ ★★☆☆☆ 1990年8月3日発売 ¥3500
当時wowowで放送していた大人気アメリカアニメ忍者タートルズのゲーム。
序盤はサクサク進みますが、後半はかなり難しく、しかも変わり映えの無い 単調なステージが延々と続きます。
飽きやすく、クリアにはかなりの忍耐力が必要。
○ メトロイドU ★★★★★ 1992年1月21日発売 ¥3500
大人気、探索型アクションゲーム"メトロイド"の続編。
ディスクのメトロイドからのすぐ後の話になります。
隠し通路などが相変わらずの難易度で、やり応えも十分です。
ストーリー的には、今作のすぐ後スーファミ版のメトロイドへと話が繋がっていきます。
ファンなら是非ともやってもらいたい名作。
○ 星のカービィ ★★★★☆ 1992年4月27日発売 ¥2800
大人気シリーズ、星のカービィの記念すべき第1作目。
マリオのような快適な操作性と、カービィの吸い込みやホバリングなどの新しい アクションが楽しく、当時は熱中して遊んでいました。
アクションゲームが苦手な子でも割と手軽に遊べたゲームですね。
○ スーパーマリオランド2 6つの金貨 ★★★★☆ 1992年10月21日発売 ¥3900
ゲームボーイのマリオシリーズ「スーパーマリオランド」の2作目で、ワリオのデビュー作。
さすがにこの時期になるとゲームボーイの画面も進歩しており、よりマリオに近いクォリティに仕上げっています。
ハートで1upなどは前作を踏襲しておりますが、スーパーボールではなくファイヤーボールになっていたり、バニーマリオやスピンアタックができたりなど、 スーファミ版のマリオワールドのゲームボーイ版と言った印象。
この時期になると、あまりゲームボーイでは遊ばなくなっていたのですが、これだけは友人宅でよくやっていました。○ ゼルダの伝説 夢を見る島 ★★★★★ 1993年6月6日発売 ¥3900
任天堂の鉄板シリーズ、ゼルダの伝説のゲームボーイ版、夢を見る島。
スーファミ版のゼルダの伝説とほぼ同様に設定なので、ゼルダファンならすんなりと入り込めるでしょう。
アイテムを駆使して、謎を解いて今まで進めなかった場所へ進んでいく内容は、正に鉄板ですよね。
ゲームボーイのグラフィックでも終始違和感なく遊べるのは、さすがです。
当初はゲームボーイと侮って、それほど期待はしていませんでしたが、良い意味で裏切られた感じです。
○ 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ ★★★☆☆ 1998年12月17日発売 ¥4300
当時、ジャンプで大人気だった漫画「遊戯王」のカードバトルゲーム。
漫画の中のカードバトルをそのままゲームにしており、漫画ファンからはそれなりに人気があったようですね。
私も原作漫画が好きでゲームを購入しましたが、残念ながら周囲でこのゲームを持っている友人がいなく、常に一人でCPUと対戦していたせいか、 このゲームの面白さをそこまで味わうことができませんでした。
友人同士で対戦していたらもっと楽しめたんでしょうけどね〜。
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勝手にランキング!
ゲームボーイソフト
(個人的な)
名作ランキング
1位 テトリス
2位 スーパーマリオランド
3位 SaGa
4位 ドクターマリオ
5位 ゼルダの伝説
夢を見る島
携帯ゲーム機
(アドバンスまで)
国内出荷台数ランキング
1位 ゲームボーイ(カラー含む)
約3240万台
2位 ゲームボーイアドバンス
約1090万台
3位 ワンダースワン
約300万台
4位 ゲームギア
約180万台
5位 ネオジオポケット
約50万台