ファミコン 名作アクションRPG
ファミコンソフト アクションRPG
ドラクエのようなテキストタイプのRPGが流行る前は、プレーヤー自身が キャラを直接操作して敵を倒してレベル上げや、アイテムを集めていくアクション系のRPGが主流でした。
しかし、中にはクソゲーと呼ぶに相応しいソフトも多数存在し、多くの プレーヤーを後悔と怒りと絶望感に突き落としたジャンルでもあります。
アーケードから移植されたゲームは、それなりに楽しめましたが、問題なのは PCから移植されたゲームです。
当時のPCゲームは、プレイヤーにクリアさせる気など毛頭ないような難しい 設定のゲームが数多く存在し、ファミコン版もそれに近い内容でした。
一人で黙々とやっていても、とても解けないであろう理不尽な謎が多く、 もちろんノーヒントなんて日常茶飯事です。
小学生どころか大人でもクリアは無理じゃない?というソフトが多数あり ましたね。
ファミコンのアクションRPGのクリアに求められるものは、テクニックよりも 根気と攻略本です。
個人的ゲーム評価
★★★★★ 当時大ブーム!ファミコン世代は1度はプレイした事があるでしょう。
★★★★☆ かなりハマったゲーム。あの頃は若かった!
★★★☆☆ ファミコン世代としては最も一般的なゲーム。よく遊びました。
★★☆☆☆ 当時はそれなりに遊んだが、今やると10分で飽きるゲーム。
★☆☆☆☆ 当時からクソゲー評価のゲーム。買ってしまった子が可哀想です。
☆☆☆☆☆ 見るのも聞くのも嫌なトラウマゲーム。もはや罰ゲームっしょ!
思い出のファミコンソフト アクションRPG
○ ドルアーガの塔 ★★★☆☆ 1985年8月5日発売 ¥4900
アーケードから移植されたナムコの大人気ゲーム。
各階に隠されたアイテムの出現方法で、多くのユーザーの頭を悩ませた ゲームとしても非常に有名な作品でもありますね。
序盤のアイテムは、比較的かんたんに出現させることができますが、後半の アイテムの出現方法はホント鬼畜です^^;
更に、せっかく出しても取っちゃダメなアイテムなどもあるのでイヤラしい です。下手なことすると階を戻されるトラップなどもあるので、終始油断ができません。
しかも、面が60階もあるのでクリアには相当な時間がかかりますし・・。
コンテニューはできますがパスワードでの再開などはありませんので、 毎回最初からやらなければなりません。
当時、このゲームを持っている子は多かったですが、クリアした子はほとんど いなかったですね。
○ ボコスカウォーズ ★☆☆☆☆ 1985年12月14日発売 ¥4900
当時、圧倒的な強さでクソゲーランキングに殿堂入りしていたアスキーの迷作。 PC版ではそれなりに人気があったようですが・・・・・。
主人公がもう少し強ければ、それなりに面白いのでしょうが、敵兵にも勝るとも 劣らない雑兵っぷりで、まるで黄門様と八兵衛、又平のようです。 戦闘の勝敗も、全く意味が分かりませんでしたね。
当時、友人宅でチョコっとやったのですが、さすがにこんなクソゲーを 買ってしまった友人に同情しましたよ。
ゲームジャンルが何に入るのか分かりませんが、とりあえず敵を倒してわずか ですが強くなるのでアクションRPGに入れておきました。
○ ハイドライドスペシャル ★☆☆☆☆ 1986年3月18日発売 ¥4900
ファミコン初期に発売されたアクションRPG。
個人的に最も思い入れの強いアクションRPGでもあります、もちろん 悪い意味で・・・・。
私が小学校1年生の時にファミコン本体と同時に購入したソフトが、 クルクルランドと、このハイドライドスペシャル。
当時のRPGは、スタート直後いきなりフィールドに放り出されるのは当たり前。
「まずは、お城に行って王様に会いなさい」なんて言ってくれる親切な 村人なんて存在しません。目の前で動くものは100%敵です。
しかも、序盤では絶対に倒せない強敵がそこら中にウジャウジャおり、 何度も殺されます。(見た目で強いかどうか判断ができません><;)
背景の木に触れたら蜂が出てきて瞬殺なんて日常茶飯事です。
日本語など一切出てこず、表記は全て英語というグローバルな設定。
まさに、泣きっ面にフェイスロック なゲームです。
しかし、当時中学生〜高校生くらいの人からは高評価なので、やはりちょっと大人向けのゲーム だったんでしょうね。
日本語もままならない子供に英語表記しかないこのゲームはあまりにも ハードルが高かった・・・。
○ ワルキューレの冒険 ★★☆☆☆ 1986年3月18日発売 ¥3900
ナムコのワルキューレシリーズの第一弾、元祖女戦士アクションRPG。
このゲームもいきなりフィールドに放り出されますが、序盤では進める マップも、登場する敵も限られているため比較的遊びやすいです。
上記ハイドライドスペシャルよりは 親切設定で、値段の割には、それなりに楽しめます。
しかし、クリアにはやはり根気と攻略本が必須でしょう。
○ スペースハンター ★★★☆☆ 1986年9月25日発売 ¥4900
コトブキシステム(ケムコ)のアクション(RPG?)ゲーム。
序盤は、何をしてどこへ向かえばいいのか分かりづらい為、クソゲー扱い されがちですが、内容を把握してアイテムが集まってくると徐々に ハマってくるゲームです。
パッケージの女戦士が可愛いですが、ゲーム内の2頭身ドット絵では その面影は全くありません。
独特の操作方法には慣れが必要ですが、上達してくるとサクサク進めるのでは ないでしょうか。
ゲーム内に攻略のヒントも出ますので、出来る人は攻略本なしでのクリアも 可能(だと思います)。パスワードでの再開もできるので、この時期にしては 珍しい、親切設定のクリアできるゲームといえるでしょう。
○ キャッスルエクセレント ★★★☆☆ 1986年11月28日発売 ¥4900
RPGと呼べるかどうかは微妙ですが、当時はそれなりに人気のあった作品。
各色の鍵を取りその色の扉を開けて進んでいくのですが、適当に進んでいると、 途中で鍵が足りなくなり詰んでしまいます。
どちらかというとパズルアクション に近い内容ですかね。
こちらも、メモして何だかんだすれば攻略本なしのクリアも可能でしょう。
○ マドゥーラの翼 ★★★☆☆ 1986年12月18日発売 ¥4900
女戦士のビキニ鎧が萌える、サンソフトのアクションゲーム。
パッケージの美少女女戦士に釣られてまんまと買いました(こればっかり)。
やはりゲーム内のキャラはパッケージとは別人のように違います^^;
しかし、上記の"レイラ"に比べたら、まだ面影が残っている方でしょう。
女戦士が囚われの王子を救い出すという、これまでのゲームの男女逆転的な 内容です。
ゲーム自体はそれほど期待していなかったのですが、各種アイテムを取って 魔法を使ってと、意外と楽しめました。
しかし、難易度はそれなりに高めで、後半の広大な地下迷宮などはコマメに メモして進まないと、すぐ迷います。
やはり、攻略本なしでのクリアは相当きつい部類に入りますね。
○ アルゴスの戦士 ★★★★☆ 1987年4月17日発売 ¥4900
敵を倒して腕力などのパラメーターを上げ、様々なアイテムを駆使して先に 進んでいくテクモの名作アクションRPG。
明快な操作と重厚なストーリーで当時多くの子供達が熱中しました。
元はアーケードからの移植作品で、アーケード版とはかなり違うため、当時ゲーセンで遊んでいた人からは 不評だったようですが、私はアーケード版を知りませんでしたので、先入観無しに楽しめました。
簡単ではないですが、何度かやれば攻略本無しでもクリアできるでしょう。 中盤のステージで滑車が中々はまらず崖に何度も身投げした人は私だけじゃ ないはず・・・・・。
○ ゾンビハンター ★★☆☆☆ 1987年7月3日発売 ¥4900
ハイスコア メディアワークスのアクションRPG。
アイスか何かのお菓子の懸賞でもらえるファミコンソフトで、当時は 欲しくて必死に応募していた思い出があります。 (もちろん当たりませんでしたが・・・・。)
しかし、値段があるという事は、その後、普通に発売されたんですかね?
わたしは、運良く当たった友人宅でやりましたが、内容はそれなり・・・・といった とこでしょうか。
やはり、これ系のゲームって友人同士の情報交換が大事で 周りで誰も持っていないと、話題にも上がらず、すぐに廃れてしまいますよね。
○ 魔城伝説U 大魔司教ガリウス ★★☆☆☆ 1987年8月11日発売
¥5300
コナミの探索型アクションRPG。
二人の主人公、ポポロンとアフロディテを状況に応じて交代で操り、アイテムや 武器を集めて先に進んでいくのですが、マップが広すぎてすぐに迷います。
これまでにも何度か挑戦しましたが結局クリアまでは行きませんでした。
というか、アフロディテは女なんだから、女性のグラフィックにしてもらいたかったですよ(-_-メ)
○ ロマンシア ★☆☆☆☆ 1987年10月30日発売 ¥5900
同名のPCゲームをファミコンへ移植したアクションRPG。
自分で購入したゲームでは、ハイドライドスペシャルに次ぐクソゲーで、 私は、どうもアクションRPGとの相性は悪いようです;;
可愛らしいパッケージは、子供向けで比較的手軽に遊べそうな雰囲気が ありますが、どころがドッコイ(死語)内容はかなりドギツイです!
操作しにくいキャラクターに、ノーヒントで理不尽な謎解き、そもそも まずそこに謎があるかも当初は分かりません。後から気づき、泣く泣く 最初からやり直す羽目になります・・・・。
もちろんコンティニューやパスワードなどの軟弱なものは一切ありません!
最初からプレーヤーにクリアさせる気など毛頭ないゲームと言えるでしょう。 エンディングの手抜きっぷりも納得ですね。
しかし、謎解きの難易度は高いですが、アクションはそこまで難しいこともありませんので、攻略本があれば あっさりとクリアできます。
個人的にはイマイチなゲームでしたが、唯一BGMだけは素晴らしかったです。
○ ファザナドゥ ★★☆☆☆ 1987年11月16日発売 ¥6200
PCでは超有名だったRPG「ザナドゥ」のファミコン版「ファザナドゥ」。
と言ってもPC版のザナドゥとはまるで別物のゲームですが・・・。
PC版のザナドゥに比べると親切設定でヒントもあり、まだクリア しやすいようにはなっているのでしょうが、この時期になると他にも 面白いファミコンソフトが多数出ており、わざわざファザナドゥを やる子はそれほど多くはありませんでした。
私も友人から借りてそれなりにやりましたが、どんな内容のゲームか 全く思い出せません。
ゲームとしても、クソゲーとしても中途半端な内容です。
ファミコン飽食時代に発売されたソフトは、相当面白いか、余程の クソゲー以外は記憶に残りづらいですよね〜。
あと数年早く発売されているか、「ザナドゥ」の名前が無ければ もうちょっと日の目を当たることができたかもしれないゲーム。
○ イース ★★☆☆☆ 1987年11月16日発売 ¥6500
こちらもPCでは超有名な日本ファルコムのRPG。
やはり、PCファンからの評価はかなり悪いようです。
私はPC版はやったことが無いので、FC版でもそれなりに遊ぶことが 出来ましたが、ドラクエに慣れた我らゆとりRPG世代にはクリアは 無理でしたね。。。
○ ファミコンジャンプ 英雄列伝 ★★★☆☆ 1989年2月15日発売 ¥6800
当時の少年たちは、ほぼ全員毎週読んでいたであろう大人気雑誌 少年ジャンプのアクションRPG。
大人気だったドラゴンボールや聖闘士星矢などの人気キャラが多数 登場するので、ジャンプファンにはたまらないゲームです。
ジャンプの世界をピッコロ大魔王から救うという、世界観はほとんど ドラゴンボールを踏襲しております。
今考えるとこの時期のファミコンソフトにしては、マップのデザインも グラフィックもキャラの操作性も悪く、ゲーム自体は決して良い出来とは 言えませんが、それでもジャンプの人気もあって、話のネタとしては最高。
学校でも大いに盛り上がった ゲームでした。
○ 魔神英雄伝ワタル 外伝 ★★★☆☆ 1990年3月23日発売
当時アニメが大人気だった魔神英雄伝ワタルのアクションRPG。
ドアクダーに囚われたアニメの主人公ワタルを主人公が龍神丸と共に 救い出すというストーリー。
アニメのゲームは、ほとんどがクソゲーという中、このゲームだけは 中々の良作ですね。
原作ファン以外でも十分楽しめる内容となっています。
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勝手にランキング!
内容は半人前でもBGMは一人前なゲーム
1位 ロマンシア
2位 破邪の封印
3位 ボンバーキング
4位 ヘクター87
5位 ヴォルガードU
今のゲームでリメイクして欲しい女キャラ
(むっちり2割増で)
1位 ダーティーペア
2位 アテナ
3位 ルシア
4位 レイラ
5位 コナミレディー