ニンテンドウパワー
ニンテンドウパワーとは、ファミコンのディスクシステムの様にスーファミ用、 ゲームボーイ用ソフトが書き換えられるサービスで、カセットの容量分だけ、 複数のソフトを書き込むことができます。
今の感覚で言うと、HDを買ってその中にゲームをダウンロードする様な感じでしょうか。
1997年9月からスーファミ版が、2000年3月からゲームボーイ版の書き換えサービスが ローソンのLoppiで始まりました。
コンサートチケットや、映画の前売り券などの販売を行っている、あのLoppiです。 その中で、ゲームの書き換えもできたんです。 既存の人気タイトルが安価で遊べたほか、名作のリメイクや良作のオリジナルタイトルが 発売され、スーパーファミコンやゲームボーイの現役期間を延ばすことに大きく貢献 したと言えるでしょう。


しかし、時代は既にプレステやセガサターンなど高画質、高音質のCD-ROMに移行 しています。今更スーファミに戻るユーザーは殆んどいなかったでしょう。 こんなサービスがあったことすら知らない人も大勢いるでしょうね^^;
ローソン店頭でのサービスは、2002年8月で終了しましたが、その後も2007年2月まで 全国にある任天堂サービスセンターで申し込むことで書き換えはできました。
この後は、64、ゲームキューブと数々のハードを発売するがパッとしない時期が続きます。 数年後、DSが登場するまでは、任天堂にとっては暗黒の時代が続いていきます。
しかし、ニンテンドウパワーのオリジナルゲームやリメイク作品は、意外と良作が 多いです。 機会があれば是非プレイしてみてください。今のゲームには無い味わいがありますよ。
ゲームお勧め度
★★★★★ かなりハマル!お勧めゲーム。一度はプレイしてもらいたい!
★★★★☆ 面白いです。機会があったらプレイして!
★★★☆☆ それなりに楽しめるが、飽きるのも早い。
★★☆☆☆ 駄作。やらなくても今後の人生に全く支障なし。
★☆☆☆☆ やる価値なし。プレイするだけ時間の無駄。話のネタにはなる。
○ ファミコン文庫 始まりの森 ★★★★☆
夏休みに、おじいちゃんのいる田舎へ遊びに来た少年が主人公の謎解き アドベンチャーゲーム。
謎解きといっても、それほど難しいことは無く、どちらかというと文章を 読んでいく事が多めです。しかし、内容が秀逸で、ついつい世界に引き込まれて しまいます。
謎解きの他にもミニゲームやバトル等もあり、飽きずに最後まで 進めます。ニンテンドウパワー屈指の名作と言えるでしょう。 改めて、自然の大切さがわかります。
○ 平成 新鬼が島 前編/後編 ★★★★☆
ディスクシステムで発売された、ふぁみこん昔話 鬼が島で脇役だった、 犬、サル、キジが主人公として今作では活躍します。ファミコン版を遊んだ方も、そうでない方でも十分に楽しめる内容になっています。
一度クリアすると、前作の新鬼が島もプレイできるようになりますよ。
○ ファミコン探偵倶楽部 PartU うしろに立つ少女 ★★★★★
こちらもディスクで大人気だった、ファミコン探偵クラブ パートU うしろに立つ少女のリメイク作品。
前編後編を1本にまとめています。内容はディスク版とほぼ同じですが、 グラフィックがパワーアップしているだけに、怖さもアップしています。 操作性も快適になったので、サクサク話を進めることができます。
アドベンチャー好きの方には是非ともプレイしてもらいたい作品ですね。
○ ドクター マリオ ★★★☆☆
ゲームボーイで人気を博した、落ち物パズルゲーム。
二人用・CPU対戦もできるようにパワーアップしています。 もちろん、ゲームとしては十分面白いのですが、しかし、これ系は携帯ゲーム機で十分ですよね^^;
○ スーパーファミコンウォーズ ★★★☆☆
自軍の部隊を生産、編成して敵基地を占領していく、名作シミュレーション。
今作は最大4人でプレイできます。同盟などの外交も増え、ファミコン版から 大幅にパワーアップしていますので、ファミコン版を遊びつくした方にもお勧めです。
○ ファイアーエムブレム トラキア776 ★★★★★
大人気シミュレーションゲーム ファーアーエムブレム 聖戦の系譜の スピンオフ作品。と同時にシリーズ屈指の難易度を誇ることでも有名。
今作では仲間を担いだり、敵を捕虜にして武器やアイテムを奪ったりなどの アクションが増えているため、より戦略性に富んだシミュレーションバトルを 楽しむことが出来ます。
最終的には全部で約50人ほど仲間が増える為、誰を育てるかも迷います。
誰を育てても皆それなりに強くはなりますが、同じ兵種ばかり偏ると、後々強い武器が足りなくなり後悔するかも。
難易度はかなり高く、恐らく初めてファイアーエムブレムシリーズをプレイ する方が、いきなりこのトラキア776をやると、相当な挫折を味わうことに なるでしょう。
わんさか来る敵の増援、初見殺しのトラップや待ち伏せ兵士など、このシリーズに慣れている人でも序盤から苦労させられます。
また、あまり序盤から好き勝手プレイして、適当に兵士を育てていると、後半は 強い武器が全然足りなくなります。
コツコツと敵を捕まえて武器を奪って地味〜に進んでいかないと、最後の方でホントしんどくなりますね。 特に最終面は、このシリーズの名物、「しこつすぎる増援!」で、どんどん 武器が無くなって行きます。
初心者には向きませんが、"てつのけん"縛りなどを行っている上級者の方には お勧めです。かなりやりごたえがあると思いますよ^^
ファイアーエムブレムシリーズに自信のある方は、一度挑戦してみて ください。
⇒トラキア776 エンディング映像はこちら○ メタルスレイダーグローリー ★★★☆☆
ファミコン後期に発売されたアドベンチャーゲームのリメイク作品。
ファミコン版からグラフィックも向上し、更に、収録されなかった シナリオも新たに追加されています。
○ パワーロードランナー ★★★☆☆
ファミコン版のロードランナーとは、設定もキャラも大幅に変更されて いますが、基本ルールは一緒。
ファミコン版はパズルの要素が強かったですが、今作はどちらかというと アクションゲームですね。
○ パワー倉庫番 ★★★☆☆
妖怪村を救うために、各部屋に空いた悪魔が出る穴を岩でふさいで行く という、こちらもファミコン版から大幅に設定が変わっています。
更に、玉を撃ったり、敵を倒したりなどのアクションも追加されて います。ちょっとRPGっぽくもあります。が、基本は一緒です。
○ すってはっくん ★★★☆☆
ブロックを吸って、はいて、足場を確保しながらゴールを目指す パズルゲーム。
中々の良作で、プレステなどで発売されていれば、 もっと知名度があがっていたことでしょう。
○ レッキングルー98 ★★☆☆☆
レッキングクルーの名前が付いていますが、ファミコン版のレッキングクルーとはまるで別物です。
どちらかというと、落ち物パズルゲームに近い内容です。個人的には イマイチでした。しかし、ファミコン版 全100面も収録されているので それなりに楽しめます。
○ スーパー パンチアウト ★★★☆☆
海外向けのアーケードゲームとしてリリースされた、同名の ボクシングゲームの移植作品。
ゲーム自体は悪くはないのですが、3Dやポリゴンが主流の時代では、 どうしても、見劣りしてしまいます。もう数年早く発売されていれば それなりに人気は出ていたことでしょう。
○ コラムス ★★☆☆☆ 1999年8月1日 ¥2000
こちらもゲーセンで人気のあった落ちものパズルゲーム。
縦横斜めに同じ色が3つそろうと石が消えるのですが、ついぷよぷよの様に 並べてしまい、後々後悔します。
これを狙って連鎖できる人は、スゴイですよね〜。 ゲーム自体は悪くは無いのですが、同時代にぷよぷよがあったのが この作品の不運といえるでしょう。
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スーパーファミソフト勝手にランキング
ニンテンドーパワー
(個人的な)
名作ランキング
1位 ファイアーエムブレム トラキア776
2位 ファミコン探偵倶楽部 PartU うしろに立つ少女
3位 ファミコン文庫 始まりの森
4位 平成 新鬼が島 前編/後編
5位 スーパーファミコンウォーズ
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